万一の災害に備えを

工事現場

浸水被害を防ぐ役割

土嚢(どのう)は、建物への浸水被害を食い止めるために使用される防災用具です。台風やゲリラ豪雨などで河川が氾濫した際、家屋への浸水被害が起こると、事態を更に悪化させる要因となります。土嚢は麻袋に土砂を詰めたものが基本ですが、長らくその重量が難点とされて来ました。非常時に作り始めても間に合いませんが、普段から作り置きしておくには相応の保管場所が必要となるため、特に都市部では常備が困難です。そうした事態を踏まえ、近年では吸水土嚢袋が広く普及するようになりました。これは土砂を必要とせず、水に浸すだけで膨張し機能する高吸水性樹脂で作られた土嚢です。吸水から約2〜3分で機能する状態になり、重要は約15kg程度。本格的なものよりはやや軽めですが、都市部での初期防水と考えれば十分な備えと言えます。女性でもなんとか運べる重量ですし、事務所や店頭のスタッフでも迅速な対応が可能でしょう。膨張前は大変軽く薄いため、保管場所の心配はまずありません。止水板と併用すれば積み上げも可能なので、店舗や事務所の備えとして常備しておくのは良い手段です。使用後は再利用は出来ませんが、水を抜いてそのまま一般ごみとしては意義することが可能なので、余計なコストはかかりません。企業が率先してこうした防災対策に乗り出すことは、社会貢献にもなり自社のアピールにもなります。社名を入れるのも良い広告効果になりますし、防災と兼ねて企業イメージの向上にも役立たせる事が出来ます。